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J-GLOBAL ID:201802285060365580   整理番号:18A1932580

変堆積起源シュードタキライトの微細構造と地球化学的特徴:古地震活動中の流体活動に対する意味【JST・京大機械翻訳】

Microstructure and geochemical signatures of metasedimentary origin pseudotachylyte: Implications for fluid activity during paleoseismicity
著者 (3件):
資料名:
巻: 745  ページ: 170-182  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0691A  ISSN: 0040-1951  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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擬タキライトの酸化還元状態は,古地震活動の間の流体活動に関連する物理化学的性質に関する価値ある情報を提供する。本研究では,グラファイトや他の二次鉱物のような流体緩衝鉱物を用いて,擬タキライト中の流体の挙動を評価した。北海道,日高変成帯において2つのタイプのシュードタキライトが同定された。PST IとPst II.PSTIはフィロケイ酸塩の破壊により生成された磁硫鉄鉱とカリ長石から成り,一方,Pst IIは石英と長石の破壊により再結晶した黒雲母ミクロライト,カリ長石,斜長石を含む。フィロケイ酸塩の選択的摩擦融解は,大きなイオン親石元素(例えば,Ba,Sr,Rb,Cs,B,K)の濃度の著しい変化によって示される。さらに,チタン石とヒドロキシアパタイトに関連するグラファイトはPst IIマトリックス内にしばしば分布している。グラファイトは,プロトリス(δ13C=-25.1±0.8‰,n=15),カタクラサイト,ウルトラアトラサイト,およびPst I(δ13C=-25.2±0.8‰,n=15)から抽出した変成グラファイトと比較して,異なる結晶度,形態,およびより高い炭素安定同位体組成(δ13C=-21.9±2.3‰,n=16)を示す。両方の擬タキライトにおける微細構造と地球化学的特徴は,硫化鉱物とグラファイトと共存するフィロケイ酸塩の脱水-酸化還元反応によって制御される。特に,Pst IIにおける13C濃縮グラファイトの形成は,H_2O-CH_4流体からの含水鉱物による流体堆積グラファイトの共沈と,残留グラファイトからのH_2O-CH_4流体の脱ガスによって推論できる。著者らのデータは,還元的性質の炭酸流体が生成され,それからメタ堆積岩の摩擦融解により擬タキライト溶融物に溶解することを示した。共地震滑りによる炭酸流体の生成は,地殻にロックされた耐火性グラファイトの再移動における見過ごされたプロセスである可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 

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