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J-GLOBAL ID：201802286244705372   整理番号：18A1013910

機械学習におけるデータ利用に係る著作権権利制限に関する一考察~欧州著作権指令改正案における影響評価を踏まえた検討~

A Study for Machine Learning on the Limitation on Copyright of Article--Considering the Impact Assessment on the EU copyright reform--

著者 (4件)： 加藤尚徳 (KDDI総合研究所) ,  鈴木正朝 (新潟大 法) ,  鈴木正朝 (理研 革新知能統合研究セ) ,  村上陽亮 (KDDI総合研究所)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 70(SITE2018 1-4)  ページ： 23-27  発行年： 2018年05月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 機械学習においては,学習のためにデータの入力が必要となる。このデータの入力においては,入力されるデータに関する著作権が問題となりうる。我が国の著作権法においては,第47条の7(情報解析のための複製等)が権利制限の一つとして定められているため,この入力データに関する権利上の問題を解決しうる。同様の規定が欧州著作権指令の改正においても検討されている。2016年9月,欧州議会および閣僚理事会から改正案の提案がなされたが,これに先立って権利制限の導入による影響の評価が行われた。本稿ではこの影響評価のフレームワーク及び考察の内容を概観し,その上で,著作権法制における機械学習に関するデータ利用の権利制限について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *機械学習 ,  人工知能 ,  情報利用 ,  データ解析 ,  *著作権 ,  法的保護 ,  データ保護 ,  データマイニング ,  ヨーロッパ ,  テキストデータ
準シソーラス用語： データ利用 ,  影響評価 ,  著作権保護 ,  *著作権法

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  工業所有権  (JA01070P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 機械学習 ,  データ利用 ,  著作権 ,  権利 ,  制限 ,  欧州 ,  指令 ,  影響評価