抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本稿では,平成30年7月豪雨からの教訓について,災害に強い地域づくりへ向けての視点から検討。
・原因別死者数としては土砂災害と水害が圧倒的であり,年齢別死者数では60歳以上が約7割で,自宅での被災者が大半で,特に高齢者の逃げ遅れが目立ったことを概説。
・岡山県倉敷市真備町地区,岡山市平島地区,広島県坂町小屋浦地区など,多くの地区において被災地区内での宅地開発が行われてきており,新興住宅の被災が目立ったことを紹介。
・災害への備えとして,ハード面での備え,防災リテラシー,共助の備えが重要であることを指摘。
・ソフト面での備えはハードに比べれば,短期間で,かつ格段に低いコストで高い効果が期待できることから,直ちに取り組むべきであることを指摘。