文献

J-GLOBAL ID：201902259687264682   整理番号：19A0668996

神奈川県逗子市小坪大崎で確認された最北限のサンゴイソギンチャク個体群

著者 (4件)： 大久保奈弥 (東京経済大 経済) ,  田所悟 (自然環境調査) ,  松永敬 (逗子・葉山ダイビングリゾート) ,  柳研介 (千葉県中央博物館分館海の博物館)
資料名： 神奈川自然誌資料  (Natural History Report of Kanagawa)
号： 40  ページ： 25-28  発行年： 2019年02月28日 
JST資料番号： L0981A  ISSN： 0388-9009  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,神奈川県逗子市小坪大崎で確認された最北限のサンゴイソギンチャク個体群を次の項目に沿って記述した。
・サンゴイソギンチャク群棲の生息域。
・サンゴイソギンチャク群棲の地域的広さと被度。
・サンゴイソギンチャク群棲の縁辺付近で見られた主な生物。
・2017年における小坪大崎の水温変化。
・サンゴイソギンチャク群棲は良好な藻場を形成することから,これを食害するムラサキウニ,アイゴおよびヒブビダイの生息数の減少がイセエビ稚エビの良好な生育場になることが期待)。

シソーラス用語： *イソギンチャク類 ,  *個体群 ,  *生息場所 ,  藻場 ,  食害 ,  漁場 ,  海水温 ,  ムラサキウニ ,  生息密度 ,  イセエビ ,  アイゴ ,  逗子市 ,  *腔腸動物 ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： *サンゴイソギンチャク

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V)

引用文献 (9件)：

• Dunn, D. F., 1981. The clownfish sea anemones: Stichodactylidae (Coelenterata: Actinaria) and other sea anemones symbiotic with pomacentrid fishes. Transaction of the American Philosophical Society, Part 1, 71: 1-115.
• 神奈川県教育委員会, 1979. 教育委員会告示第5号. 神奈川県公報, 定期第5063号: 100.
• 環境庁自然保護局・財団法人海中公園センター, 1994. 第4回自然環境保全基礎調査海域生物環境調査 海域生物環境調査報告書(干潟,藻場,サンゴ礁調査)第2巻藻場. 400 pp. 環境庁自然保護局・財団法人海中公園センター, 東京.
• 大久保奈弥・海の生き物を守る会, 2017. 小坪海岸102. 海の生き物を守る会, 10 pp.
• 柳 研介, 2006. 相模灘のイソギンチャク相と本邦産のイソギンチャク分類の現状について. 国立科学博物館専報, (40): 113-173.

タイトルに関連する用語 (6件)： 神奈川 ,  逗子 ,  大崎 ,  サンゴ ,  イソギンチャク ,  個体群