文献

J-GLOBAL ID：201902263252642492   整理番号：19A1328389

通信故障を考慮した出力抑制下の多数台太陽光発電システムの双方向通信による周波数変動補償効果の検討

Short Period Fluctuation Compensation using Limitation Control of Photovoltaics by Bidirectional Communication Considering Communication Failure

著者 (4件)： 田村潤 (東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻) ,  近藤健一 (東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻) ,  溝口隼人 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻) ,  馬場旬平 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 139  号： 5  ページ： 338-348(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電(PV)出力は常に抑制されているだけでなく,短期電力変動を補償するために双方向通信によって制御される。この場合,通信システムの品質が高くなければ,通信故障は無視できない。通信故障の影響を評価する。通信故障があまり小さくない場合,追跡性能は悪影響を受ける。次に,それの補償法を提案する。この補償法は適応制御を用いる。本提案の方法は,シミュレーションによって通信故障をある程度補償できることが分かった。通信故障の補償法により短期電力変動を低減できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  双方向通信 ,  *周波数変動 ,  *周波数補償 ,  *通信故障 ,  抑制 ,  品質 ,  *通信制御 ,  系統連系 ,  補償効果 ,  マイクログリッド ,  計算機シミュレーション ,  ステップ応答 ,  適応制御 ,  信頼性
準シソーラス用語： 多数台太陽光発電 ,  出力抑制 ,  通信品質

著者キーワード (8件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 太陽光発電  (NB03090G) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (21件)：

• (1) P. Mercier, R. Cherkaoui, and A. Oudalov: “Optimizing a battery energy storage system for frequency control application in an isolated power system”, IEEE Trans. Power Syst., Vol. 24, No. 3, pp. 1469-1477 (2009)
• (2) H. Nagoya, S. Komami, and K. Ogimoto: “A Method for Load Frequency Control using Battery in Power System with Highly Penetrated Photovoltaic Generation”, IEEJ Trans. PE, Vol. 132, No. 4, pp. 325-333 (2012) (in Japanese)
• 名古屋洋之・駒見慎太郎・荻本和彦:「太陽光発電が大量導入された電力系統における蓄電池を用いた負荷周波数制御の一方式」, 電学論B, Vol. 132, No. 4, pp. 325-333 (2012)
• (3) H. Hosogoe, M. Matsumoto, Y. Tobita, Y. Takaguchi, and T. Mitani: “Development of Frequency Control Method by Large Scale Battery Energy Storage System”, IEEJ Trans. PE, Vol. 137, No. 10, pp. 648-654 (2017) (in Japanese)
• 細越秀男・松本光裕・飛田雄一・高口雄介・三谷智久:「大型蓄電池システムによる周波数制御方式の開発」, 電学論B, Vol. 137, No. 10, pp. 648-654 (2017)

タイトルに関連する用語 (6件)： 通信故障 ,  出力抑制 ,  太陽光発電システム ,  双方向通信 ,  周波数変動 ,  補償効果