抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木材の乾燥試験において乾燥速度は最も重要な測定項目の一つである。乾燥速度は単位時間当たりの含水率の減少量で定義され,その値は含水率や乾燥時間の取り方次第で変化する。一方で,試験を行う際に試験体の含水率や乾燥期間を揃えるのには限界があるため,試験間で乾燥速度を比較することは難しい。そこで本研究では,乾燥速度を統一的に評価可能な乾燥曲線モデルを導出し,初期含水率や仕上がり含水率,乾燥期間の異なる試験データに適用した。一例として,スギ心去り平角の高周波乾燥試験において断面寸法が乾燥速度に及ぼす影響を評価した結果,平角の幅による影響はほとんどないことが明らかとなった。これは材の断面寸法によらず内部から均一に加熱するという高周波乾燥の特徴によるものと考えられる。(著者抄録)