文献
J-GLOBAL ID:202002220163722689   整理番号:20A2489234

薬剤散布および薬剤への展着剤の加用がシンガポールへの低温海上輸送後に発生するウンシュウミカン果実の腐敗に及ぼす影響

Effects of fungicide application and addition of a sticker adjuvant to the fungicide on the occurrence of fruit rot in Satsuma mandarin after refrigerated maritime transportation from Japan to Singapore
著者 (9件):
資料名:
巻: 62  ページ: 113-119(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0758A  ISSN: 0387-1002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ウンシュウミカンのシンガポール輸出後の果実腐敗軽減技術確立のため,いくつかの試験を実施した。県内の44圃場で採集したカンキツ緑かび病菌110菌株のチオファネートメチル剤およびベノミル剤耐性菌率は 8.2%と低く,イミノクタジン酢酸塩剤の耐性菌は確認されなかったことから,3剤の耐性菌による防除効果の低下はないものと思われた。リーファーコンテナを用いた海上輸送試験において,収穫前のチオファネートメチル水和剤散布はコンテナから搬出19日後の腐敗果率を無散布の約 41%に抑制したことから,本剤の散布は輸出後の果実腐敗軽減に実用性がある。パラフィン系展着剤をチオファネートメチル水和剤またはイミノクタジン酢酸塩液剤に加用することで,人工降雨条件下での緑かび病菌接種試験では発病箇所率の低下が認められ,上記と同様の海上輸送試験においては,搬出14日後の腐敗果率が低下する傾向がみられた。これらのことから,収穫前の殺菌剤へのパラフィン系展着剤の加用は輸出後の果実腐敗に対する防除効果を向上させると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  微生物に対する農薬 
引用文献 (13件):
もっと見る

前のページに戻る