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J-GLOBAL ID：202002223900348622   整理番号：20A2687439

BLS12曲線におけるペアリング計算のための最適曲線パラメータの提案とその実装評価

Proposal of Optimal Curve Parameters for Pairing Computation on BLS12 Curve and Its Evaluation of Implementation

著者 (7件)： 服部大地 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  高橋裕人 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  多田羅友也 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  南條由紀 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  小寺雄太 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  日下卓也 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  野上保之 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 224(ISEC2020 32-41)  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2020年10月30日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,安全性と利便性を兼ね備えた高機能暗号が注目されている.これを実現できる手段の1つとしてペアリング暗号が知られている,ペアリング計算は複雑な処理であるため,これを実用的に利用するためには効率的な実装が求められる.これを実現するために,本研究では射影座標系を用いたMillerのアルゴリズムに最適化した曲線パラメータを探索し,MillerのアルゴリズムのDoubling stepにかかる計算コストを削減する.ペアリングライブラリELiPSに対して提案手法を適用したところ,128-bit securityを満たす中で最も効率的とされるパラメータと比較して,実行速度がわずかながらさらに改善されることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *公開鍵暗号 ,  コンピュータセキュリティ ,  高速アルゴリズム ,  曲線 ,  座標系 ,  計算量 ,  性能評価 ,  準同形写像 ,  比較試験 ,  有理数
準シソーラス用語： 体 ,  *ペアリング暗号 ,  楕円曲線 ,  BLS12曲線 ,  Millerアルゴリズム ,  射影座標系 ,  準同型暗号化 ,  有限体【代数系】

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

引用文献 (12件)：

• R. Sakai, K. Ohgishi, and M. Kasahara, “Cryptosystems based on pairing,” Symposium on Cryptography and Information Security, pp.26-28, 2000.
• A. Joux, “A one round protocol for tripartite diffie-hellman,” International algorithmic number theory symposium, p.385-393, 2000.
• F. Hess, N.P. Smart, and F. Vercauteren, “The eta pairing revisited,” IEEE Transactions on Information Theory, vol.52, no.10, pp.4595-4602, 2006.
• F. Vercauteren, “Optimal pairings,” IEEE Transactions on Information Theory, vol.56, no.1, pp.455-461, 2010.
• M. Scott, N. Benger, M. Charlemagne, L. Dominguez Perez, and E. Kachisa, “On the final exponentiation for calculating pairings on ordinary elliptic curves,” in International Conference on Pairing-Based Cryptography, pp.78-88, Springer, 08 2009.

タイトルに関連する用語 (7件)： 曲線 ,  ペアリング ,  計算 ,  パラメータ ,  提案 ,  実装 ,  評価