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J-GLOBAL ID:202002280377237486   整理番号:20A1479106

加速器質量分析の最前線と展望 高精度14Cデータから明かされる過去の宇宙線増加現象

Past cosmic-ray increase events detected from high-precision 14C data
著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 144-149 (WEB ONLY)  発行年: 2020年04月30日 
JST資料番号: U1721A  ISSN: 2758-9064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宇宙線は地球に連続的に衝突し,大気と反応する。それらの反応の過程で,14Cのような宇宙線生成核種を含む多くの種類の二次粒子が生成される。最近,年輪の14C濃度の高精度および高分解能(1~2年)データが蓄積されている。蓄積された年間14Cデータから,いくつかのタイプの14Cの急速な増加が検出された。1つのタイプは,14Cの年間増加,すなわち775のCE,993/994のCE,および3371のBC事象である。もう1つのタイプは急速な14Cの増加であり,その増加は数年から約10年,すなわち5480BCと660BC事象で起きた。このような14Cの増加は,地球への宇宙線フラックスが短時間スケール内で異常に増加する場合にのみ発生する。これらの14C増加事象のいくつかの可能な起源が,銀河γ線事象(例えば,超新星とγ線バースト),極端な太陽陽子事象,惑星間磁場の急速な減少などが示唆されてきた。本研究では,検出した宇宙線増加事象とそれらの可能な起源をレビューした。また,14C濃度の急速な変化を用いた研究を紹介した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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太陽粒子  ,  地球化学に関する年代測定  ,  宇宙線起源 
引用文献 (35件):
  • P. J. Reimer, et al., Radiocarbon 55, 1869 (2013).
  • B. P. Konstantinov and G. E. Kocharov, Doklady Akad. Nauk. USSR 165, 63 (1965).
  • P. E. Damon, et al., Radiocarbon 37, 599 (1995).
  • H. Menjo, et al., 29th International Cosmic Ray Conference Pune 2, 357 (2005).
  • M. Dee, et al., Radiocarbon 59, 293 (2017).
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