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J-GLOBAL ID：202002280964206139   整理番号：20A1990873

マイクロ波液相還元法によって調製した Rh ナノ粒子の局所的な配位構造の解析

Analysis for Local Structure of Rh Nanoparticles Prepared via Microwave-assisted Liquid Phase Reduction

著者 (5件)： 西田吉秀 (名古屋大学大学院工学研究科) ,  和田雄一郎 (大分大学) ,  佐藤勝俊 (名古屋大学大学院工学研究科) ,  佐藤勝俊 (京都大学触媒・電池元素戦略研究拠点) ,  永岡勝俊 (名古屋大学大学院工学研究科)
資料名： 日本電磁波エネルギー応用学会論文誌(Web)  (JEMEA Journal (Web))
巻： 3  ページ： 1-5(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1966A  ISSN： 2435-3450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マイクロ波加熱を利用した液相還元により,Rhナノ粒子触媒を調製した。Rh前駆体と安定剤(ポリビニルピロリドン)を含む還元剤としてのさまざまな種類のアルコールを,マイクロ波加熱によって等しく迅速に加熱した。電気ヒータを用いた従来の液相還元は長い加熱時間(2~3時間)を必要とする。しかし,マイクロ波加熱は,15分以内に均一なRhナノ粒子の形成をもたらす。EXAFS分析では,調製されたRhナノ粒子の局所構造は純粋なRh粉末のそれと同一であり,Rh原子が金属状態に還元されたことを示した。TEMで測定したRh粒子サイズが6.7nmから3.3nmに減少したとき,配位数(Rh-Rh)は12.5±1.1から9.4±0.7に減少した。配位数が低い(すなわち,ダングリングボンドが多い)を有するより小さなRhナノ粒子は,CO酸化反応においてより高い触媒活性を示すことが明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 液相反応 ,  *還元 ,  *ナノ粒子 ,  マイクロ波 ,  分子構造 ,  局所性 ,  *マイクロ波加熱 ,  *ロジウム触媒 ,  ポリビニルピロリドン ,  ダングリングボンド ,  アルコール ,  EXAFS ,  触媒活性 ,  *液相還元法 ,  加熱時間 ,  局所構造 ,  配位構造

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  加熱  (PA03040C)

タイトルに関連する用語 (7件)： マイクロ波 ,  液相還元法 ,  調製 ,  Rh ,  ナノ粒子 ,  配位構造 ,  解析