抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2018年7月に西日本を襲った豪雨で,倉敷市真備町では7日に河川決壊に伴う大規模な洪水が発生し,そのために約44万トンにも及ぶ水害廃棄物が発生した。災害後に家屋の清掃が始まるとそれらが地域で一斉に排出されることから,置き場の不足やごみ収集待ちが発生する。これまでの研究で,ごみ収集が遅れると置き場が満杯になり,不法排出場が発生する原因となることが分かった。災害発生時には災害廃棄物を被災地から円滑に収集除去することが必要であり,そのためにまず片付けごみのごみ排出時間特性を把握することが重要と考える。本研究では倉敷市真備町の被災者に対してアンケート調査を行い,片付けごみの種別の排出特性と排出タイミングを明らかにし,排出モデルを作成した。そして対象地域からのごみ排出に対して,収集戦略を立て収集シミュレーションを行った。(著者抄録)