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J-GLOBAL ID：202102221877967848   整理番号：21A3351891

東日本大震災から10年~つなぐおもい~これからの津波防災のあり方~STIによるハードとソフト対策~

著者 (1件)： 有川太郎 (中央大 理工)
資料名： プレストレストコンクリート(プレストレストコンクリート工学会)  (Journal of Prestressed Concrete, Japan)
巻： 63  号： 6  ページ： 29-32  発行年： 2021年11月30日 
JST資料番号： F0388A  ISSN： 0387-1983  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年の東日本大震災において,内閣府では,津波対策としてハード施設のみに頼るのではなく,ハード・ソフトの両方の対策で,減災を目指すということを明確化し,とくに,堤防高さを超えるような津波に対しては,避難を柱とした対策を行うことを提言した。本稿では,これからの津波防災として,ハード・ソフト対策に焦点をあて,かつ,そのなかの堤防技術,浸水予測技術,そして避難支援技術についての経緯と近年の動向を記載した。そのうえで,ハード施設の高度化や,ドローンなどによるモニタリング情報を用いたリアルタイムの避難経路の提示などが今後の方向性として考えられることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *津波 ,  *自然災害 ,  *防災 ,  災害対策 ,  避難 ,  助成 ,  経路 ,  大地震 ,  震災 ,  浸水 ,  予測技法 ,  海岸堤防 ,  津波対策 ,  ソフト対策 ,  ハード対策 ,  減災 ,  津波災害 ,  東日本大震災 ,  避難経路 ,  避難支援 ,  2010年チリ地震
準シソーラス用語： チリ地震 ,  津波防災

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (24件)：

• 首藤伸夫:津波対策小史,津波工学研究報告,No.17,pp.1-19,2000.
• 中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」,1960年チリ地震津波報告書,2010.
• 気象庁:https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/inamura/p4.html(閲覧日2021.9.1)
• 岩手県:チリ地震津波災害復興誌,1969.
• 建設省河川局,水産庁:津波常襲地域総合防災対策指針(案),1983.

タイトルに関連する用語 (4件)： 東日本大震災 ,  津波防災 ,  ソフト ,  対策