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J-GLOBAL ID：202102222151688629   整理番号：21A0326246

代数的連結度推定のための擬似分散的連続時間アルゴリズムの一般化

Generalization of Pseudo-Decentralized Continuous-Time Algorithms for Estimating Algebraic Connectivity

著者 (3件)： 島田捷生 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  右田剛史 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  高橋規一 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 245(CAS2020 19-36)  ページ： 22-27 (WEB ONLY)  発行年： 2020年11月18日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ネットワークを形成する多数のエージェントの各々がネットワークの結びつきの強さを分散的に推定する方法を開発することは,マルチエージェントネットワークの群ロボット等への応用において基本的かつ重要な課題である.Yangらはマルチエージェントネットワークの代数的連結度を各エージェントが擬似分散的に推定するための連続時間アルゴリズムを提案し,その妥当性を理論的に証明した.代数的連結度とはネットワークのつながりの強さを表す指標の一つであり,数学的にはラプラシアン行列の2番目に小さい固有値として定義される.深海と高橋はYangらの方法におけるL₂ノルムをL₁ノルムやL_∞ノルムに置き換えたアルゴリズムを提案し,その妥当性を理論的に証明した.本報告では,Yangらのアルゴリズムや深海と高橋のアルゴリズムのノルムをL^pノルムに一般化したアルゴリズムを提案し,その妥当性を理論的に証明する.(著者抄録)

シソーラス用語： *マルチエージェントシステム ,  *連結性 ,  *推定 ,  マルチロボット ,  連続時間系 ,  ノルム ,  ベクトル空間 ,  センサネットワーク ,  運転 ,  表現 ,  行列 ,  ネットワーク
準シソーラス用語： *ネットワーク接続性 ,  *分散的推定 ,  群ロボット ,  代数的連結度 ,  L1ノルム ,  L2ノルム ,  H無限大ノルム ,  編隊飛行 ,  グラフ表現 ,  Laplacian行列 ,  マルチエージェントネットワーク

分類 (1件)： システム設計・解析  (IA02030D)

引用文献 (17件)：

• 石井秀明,“マルチエージェント・ネットワークと制御の新動向,” システム/制御/情報,vol.56,no.9,pp.492-497,2012.
• R. Olfati-Saber, J.A. Fax, and R.M. Murray, “Consensus and cooperation in networked multi-agent systems,” Proceedings of the IEEE, vol.95, no.1, pp.215-233, 2007.
• 東 俊一,永原正章,石井秀明,林 直樹,桜間一徳,畑中健志, “マルチエージェントシステムの制御,” 2015.
• P. Yang, R.A. Freeman, G.J. Gordon, K.M. Lynch, S.S Srinivasa, and R. Sukthankar, “Decentralized estimation and control of graph connectivity for mobile sensor networks,” Automatica, vol.46, pp.390-396, 2010.
• R. Aragues, G. Shi, D.V. Dimarogonas, C. Sagüés, K.H. Johansson, and Y. Mezouar, “Distributed algebraic connectivity estimation for undirected graphs with upper and lower bounds,” Automatica, vol.50, no.12, pp.3253-3259, 2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 推定 ,  擬似 ,  連続時間 ,  アルゴリズム ,  一般化