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J-GLOBAL ID:202102251719363462   整理番号:21A2924384

核融合科学研究所における松葉及び土壌中の環境放射性物質のモニタリング

Monitoring of Environmental Radioactivity in Pine Needle and Soil at the Site of National Institute for Fusion Science
著者 (7件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 66-74(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U1378A  ISSN: 1884-7560  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国立核融合科学研究所(NIFS)では,大型ヘリカル装置(LHD)を用いた重水素プラズマ実験のモニタリング活動の一環として,2014年~2019年にかけて土壌と松葉中の環境放射能を測定した。54Mn,59Fe,58Co,60Co,134Cs,137Cs,7Be,40Kのモニタリング核種の中で,137Cs,7Be,および40Kの核種をHPGe検出器によって検出した。土壌中の40Kの濃度は530Bq/kgから1,068Bq/kgの範囲であり,これはHosodaらによって報告されたTono地域で同じレベルであった。さらに,松葉中の40Kの濃度は125Bq/kgから300Bq/kgの範囲であり,夏にピークが観測された。土壌と松葉上の7Beの最大濃度は,それぞれ69.4Bq/kgと31.9Bq/kgであった。松葉上の7Be濃度は夏に低かった。松葉上の137Csの濃度はほとんど検出できなかったが,土壌では0.56Bq/kgから3.69Bq/kgの範囲であった。これらの核種の濃度は,LHDでの重水素プラズマ実験開始後も同じレベルのままであった。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (16件):
分類 (2件):
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環境の汚染及び防止  ,  プラズマ装置 
引用文献 (17件):

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