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J-GLOBAL ID:202102264682051945   整理番号:21A1373148

プレイヤーのモチベーションコントロールを実現する卓球ロボットシステム

The Ping Pong Robot to Control Motivation of a Human-Player
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 34-41  発行年: 2021年05月10日 
JST資料番号: S0266B  ISSN: 0474-1315  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は,人と機械の未来の関係性「融和」を訴求するために,人とラリーを継続しインタラクションする卓球ロボット「フォルフェウス」を開発している。年々の開発により卓球ロボットの返球性能は高まっているが,単調なラリーが続く傾向があり,ラリーを継続するためのモチベーションが低下してしまう問題があった。そこで我々は,人がラリーを継続して行うことに対するモチベーションを向上させることを目的としたインタラクション機能を提案する。人の動作と生体情報を非接触で計測し,卓球技能と感情を推定する技術を開発した。また,スクウェア・エニックスの「メタAI」を組み込むことで,人を心地良くし集中力を高めさせるような返球計画を実装した。本機能により,体験者の8割以上において卓球ロボットとラリーを継続するためのモチベーションが向上された。人の限界を引きだし成長を促すという観点で「融和」を体現することができた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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ロボットの運動・制御  ,  スポーツ用具 
引用文献 (16件):
  • 山田圭佑.卓球ラリーロボット-人と機械の融和を目指して-.電気学会誌.2017, Vol.137, No.2, p.81-84.
  • 仁科有貴,諏訪正樹,川出雅人.卓球ロボットにおける画像センシング技術・AI技術活用.O plus E. 2017, Vol.39, No.12, p.1195-1200.
  • 浅井恭平,中山雅宗,八瀬哲志.ピン球の回転速度を考慮することで高精度な返球が可能な卓球ロボットシステムの開発.OMRON TECHNICS. 2018, Vol.50, No.1, p.174-179.
  • 三宅陽一郎,水野勇太.“人工知能(メタ AI)を用いたゲームデザインの変革”.Computer Entertainment Developers Conference. 2017. https://cedil.cesa.or.jp/cedil_sessions/view/1757,(参照 2021-1-28).
  • Satoi, D.; Mizuno, Y. “Changing the Game: Measuring and Influencing Player Emotions Through Meta AI”. Game Developers Conference. 2019. https://schedule2019.gdconf.com/session/changing-the-game-measuring-and-influencing-player-emotionsthrough-meta-ai/861775, (参照 2021-1-28).
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