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J-GLOBAL ID:202102269413944350   整理番号:21A1548776

1894年庄内地震に起因する三角測量スケール誤差:日本海溝に沿った地震ポテンシャルの誤った解釈に関する可能性のある原因

Triangulation scale error caused by the 1894 Shonai earthquake: a possible cause of erroneous interpretation of seismic potential along the Japan Trench
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 1-13  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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三角測量に基づく20世紀の東北地域の水平地殻歪は,南北伸張を示し,東西収縮は顕著でなかった。この特徴が,2011年東北沖地震が多くの科学者にとって予想外であった理由の1つである。19世紀後半に実施した最初の三角測量は,基準線測量によって定義された長さスケール,すなわち鋼棒による短い(2~10km)基準線の直接測定を用いた。山形県の塩野原基準線は,1894年の5月から7月にかけて測定され,測定後3カ月に基準線の西側近くで1894年庄内(M7.0)地震が発生した。地震は,おそらく基準線を5cmすなわち10ppmと大きく延長した。しかし,地震の前に測定した元の長さは,三角網全体の測量網調整のために使用され,東北日本において最大5~10ppmの測量網の長さ尺度の広範な過小評価を引き起こした。スケール誤差効果は100年にわたる地殻変動の信号に匹敵した。基準線長さは,東北沖地震の1年後の2012年に再調査され,結果は地震間の地殻変動を考慮したスケールバイアスの仮説と一致した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測量学一般  ,  地震学一般 
引用文献 (48件):
  • J Phys Earth; Re-examination of the fault model for the Niigata earthquake of 1964; K Abe; 23; 1975; 349-366; 10.4294/jpe1952.23.349; citation_id=CR1
  • Tectonophys; Tectonic implications of the large Shioya-oki earthquakes of 1938; K Abe; 41; 1977; 269-289; 10.1016/0040-1951(77)90136-6; citation_id=CR2
  • J Phys Earth; A dislocation model of the 1933 Sanriku earthquake consistent with the tsunami waves; K Abe; 26; 1978; 381-396; 10.4294/jpe1952.26.381; citation_id=CR3
  • Bull Earthq Res Inst; Simulations of large tsunamis occurring in the past off the coast of the Sanriku district; I Aida; 52; 1977; 71-101; citation_id=CR4
  • J Phys Earth; Reliability of a tsunami source model derived from fault parameters; I Aida; 26; 1978; 57-73; 10.4294/jpe1952.26.57; citation_id=CR5
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