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J-GLOBAL ID:202102276489556683   整理番号:21A0643897

豪雨災害における住民の避難トリガーに関する考察-平成30年7月西日本豪雨における住民調査より-

The Study on Evacuation Triggers during Heavy Rain-Based on Evacuation Behavior Survey of 2018 Western Japan Heavy Rain Disaster-
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 439-457  発行年: 2021年02月27日 
JST資料番号: L0381A  ISSN: 0286-6021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本における最近の豪雨災害は,政府が避難情報を発したにもかかわらず,避難しなかった人々があったという事実を示した。これは,政府の意思決定機構として制度化された科学に基づく避難情報が,国民によって適切に利用されないことを示す。本研究では,2018年7月の西日本豪雨により激しく浸水した日本の倉敷市真備町の住民を対象に調査を行った。本研究は,住民の危険意識を誘発する因子を網羅的に同定し,それらの因子が避難意思決定にどのように寄与するかを,”復興曲線”調査に適応した”避難行動曲線”を用いて調べた。その結果,本研究は,住民が科学に基づく情報よりも身近な環境の変化に基づいて避難する傾向があるという事実を明らかにし,それは,災害情報が,まだ身近な情報として考慮されていないことを意味した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (25件):
  • ニクラス・ルーマン(小松丈晃訳):リスクの社会学,新泉社,2014.
  • 中央防災会議・防災対策実行会議「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」:平成30年7月豪雨を踏まえた水害・土砂災害からの避難のあり方について(報告),2018.
  • 倉敷市:平成30年7月豪雨災害対応検証報告書,2019.\nhttps://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/122902/r10607kennsyousasikae.pdf,\n2019年12月30日
  • 平成30年7月豪雨災害における避難対策等検証会議:平成30年7月豪雨災害における避難対策等の検証とその充実に向けた提言,広島市,2018.
  • 関谷直也・田中淳:避難の意思決定構造-日本海沿岸住民に対する津波意識調査より,自然災害学会,J.JSNDS35特別号,pp.91-103,2016.
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