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J-GLOBAL ID:202102286164987188   整理番号:21A1776002

インド南部,Dharwarクラトン西部の苦鉄質岩脈中の単斜輝石の微量および希土類元素の地球化学

Trace and rare earth element geochemistry of clinopyroxene in mafic dykes from Western Dharwar craton, southern India
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 108-112(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電子マイクロプローブとLA-ICPMSを用いて,Dharwarクラトン西部の2世代の岩脈,ドレライトとかんらん石ドレライト岩脈からの単斜輝石の主成分と微量元素特性を研究した。ドレライト岩脈中の単斜輝石は,Mg#がコアからリムに減少(85から51)し,Cr2O3含有量はリムに向かって減少する組成ゾーニングを示す。コアの微量および希土類元素(REE)パターンは,リムと比較してREEのより低い濃度を示す。かんらん石ドレライト中の単斜輝石は,微量元素とREE濃度に見られるようにゾーニングが無く,ドレライトよりも組成的により原始的である。ドレライトとかんらん石ドレライトは,異なる起源マグマから形成され,単斜輝石の分別晶出はドレライトで支配的である。単斜輝石と平衡する現在の推定メルト組成は,ドロマイトとかんらん石ドレライトのバルク岩石組成と一致する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (19件):
  • Blundy, J. and Wood, B. (2003) Partitioning of trace elements between crystals and melts. Earth and Planetary Science Letters, 210, 383-397.
  • Dey, S. (2013) Evolution of Archaean crust in the Dharwar craton: the Nd isotope record. Precambrian Research, 227, 227-246.
  • French, J.E. and Heaman, L.M. (2010) Precise U-Pb dating of Paleoproterozoic mafic dyke swarms of the Dharwar craton, India: implications for the existence of the Neoarchean supercraton Sclavia. Precambrian Research, 183, 416-441.
  • Griffin, W.L., Smith, D., Ryan, C.G., O’Reilly, S.Y. and Win, T.T. (1996) Trace-element zoning in mantle minerals: metasomatism and thermal events in the upper mantle. Canadian Mineralogist, 34, 1179-1193.
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