文献

J-GLOBAL ID：202202225009022085   整理番号：22A3214797

「新しいアンモニア」への挑戦 温和な条件でのアンモニア合成を志向した酸化物担持金属触媒の開発

Oxide Supported Metal Catalysts for Ammonia Synthesis at Low Temperature and Low Pressure

著者 (2件)： 佐藤勝俊 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  永岡勝俊 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 86  号： 12  ページ： 613-616  発行年： 2022年12月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・アンモニア合成用酸化物担持金属触媒の紹介。
・アンモニア合成活性を有するRu/La_0.5Ce_0.5O_1.75に対し助触媒としてBaを添加したルテニウム系酸化物担持触媒。
・52.3molg_eat^-1h^-1に達する上記触媒の350°Cにおけるアンモニア生成速度。
・Baを添加したMgO担体にCoを担持し,これを高温で還元処理した非貴金属系のコバルト担持酸化物担持触媒。
・活性点であるCoナノ粒子周辺の特徴的な構造にあり,表面Coを介して吸着N₂へと電子が注入され合成が促進される上記触媒の高いアンモニア合成活性。

シソーラス用語： *化学合成 ,  *担持触媒 ,  助触媒 ,  ルテニウム触媒 ,  コバルト化合物 ,  遷移金属触媒 ,  ナノ粒子 ,  *アンモニア合成 ,  コバルトナノ粒子 ,  コバルト触媒

分類 (2件)： 窒素とその化合物  (YB02050S) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

引用文献 (9件)：

• Ozaki, A. et al. : Bull. Chem. Soc. Jpn., 44(11), 3216-3216 (1971)
• Aika, K. et al. : J. Catal., 136(1), 126-140 (1992)
• Marakatti, V. S. et al. : Chem. Cat. Chem., 12(23), 5838-5857 (2020)
• Guo, J. et al. : Acc. Chem. Res., 54 (10), 2434-2444 (2021)
• Miyahara, S. et al. : Catal. Today, 376 (15), 36-40 (2021)

タイトルに関連する用語 (6件)： アンモニア ,  アンモニア合成 ,  酸化物 ,  担持 ,  金属触媒 ,  開発