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J-GLOBAL ID：202202229248509685   整理番号：22A1018266

児童の探索行動に計画性は現れるのか?

Does Planning Appear in Exploratory Locomotion of Children?

著者 (3件)： 石井健太郎 (専修大) ,  岡崎善弘 (岡山大) ,  沼晃介 (専修大)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2021  号： 1  ページ： ROMBUNNO.3F-4  発行年： 2021年 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紙上の探索課題では,9歳頃を境にして,探索範囲すべてをカバーすることが示されている.しかし,実際のフィールドで探索物を探す際には,紙上の探索課題とは異なり俯瞰視点は得られないため,結果は異なることも考えられる.本研究は,以上の問いについて調査するために,紙上の探索課題の状況を再現した実地のフィールド調査を行う.このフィールド調査は,十分に近づかないと探索物を発見できないという想定を考慮して,スマートフォンに表示される宝の画像を探索するバーチャル形式の宝探しイベントとして実施した.調査で取得した児童の移動経路データを,計画的な探索行動をとるものとそうではないものに分類したところ,計画的な探索行動をとる児童の割合は,紙上の探索課題で示されている割合よりも低くなることが確認され,実地のフィールド調査では紙上の探索課題にはない難しさがあることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *児童 ,  *探索行動 ,  計画 ,  捜索 ,  問題 ,  範囲 ,  *現地調査 ,  スマートフォン ,  画像 ,  移動 ,  経路
準シソーラス用語： *フィールド調査 ,  課題 ,  探索

分類 (2件)： 個生態学  (EE03020H) ,  経営工学一般  (KA01010C)

引用文献 (2件)：

• 中瀬惇, “新版 K式発達検査の項目「財布探し」;横断的資料による反応の発達的分析”, 京都府立大学学術報告 人文, No.38, pp.103-148 (1986).
• 石井 健太郎, 進藤 友馬, 山田 真世, 浅川 淳司, 山田 祐樹, 岡崎 善弘, “拡張現実感を利用した子どもの読書活動の促進”, 第15回情報科学技術フォーラム, No.4, pp.295-296 (2016)

タイトルに関連する用語 (3件)： 児童 ,  探索行動 ,  計画