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J-GLOBAL ID:202202231130231630   整理番号:22A0062813

初期配置による漂流物挙動の不確実性に関する研究

STUDY ON UNCERTAINTY OF TSUNAMI DEBRIS MOTION BY INITIAL ARRANGMENT UNCERTAINTY IN DRIFT MOTION
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: I_313-I_318(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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津波来襲時には,構造物だけでなく,多くの人が流され行方不明者・死者の増加につながる.施設の保護・人命救助の観点から,津波来襲後の漂流物の挙動と漂着範囲を予測することが重要である.しかし漂流の挙動はばらつきが大きく,漂流物の不確実性に関する研究は多く行われているが,未解明な部分が多く,数値計算での再現精度は高くない.本研究では,漂流挙動のばらつきに関する検討として初期位置の違いが漂流挙動に与える影響について実験的検討を行った.また,漂流距離が大きくなるにつればらつきの度合いが大きくなることを確認し,本実験における距離と流下方向に対し垂直方向のばらつきの関係式を示した.数値計算において,ばらつきはあるものの,流下方向に関しては実験値の平均と概ね一致することを確認した.(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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沿岸海洋物理学  ,  波浪,潮流  ,  自然災害 
引用文献 (10件):
  • 1) Naito, C., Cercone, C., Riggs, H. R.and Cox, D. : Procedurefor-site assessment of the potential for tsunami debris impact., J. Waterway, Port, Coastal, Ocean Eng., Vol. 140, pp. 223-232, 2014
  • 2) Nistor, I., Goseberg, N., Stolle, J., Mikami, T., Shibayama, T. and Nakamura, R. : Experimanta Investigations of Debris Dynamics over a Horizontal Plane, J. Waterway, Port, Coastal, Ocean Eng., Vol. 137, 2017.,
  • 3) Stolle, J.; Goseberg, N.; Nistor, I. and Petriu, E. : Probabilistic Investigation and Risk Assessment of Debris Transport in Extreme Hydrodynamic Conditions, J. Waterway, Port, Coastal, Ocean Eng., Vol. 137, 2018.
  • 4) 桜庭雅明,野島和也,小園裕司 : 建物の影響及び漂流物の不確実性を考慮した漂流物被害予測モデルの開発,土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 72, No. 2,pp. 445-450, 2016.
  • 5) 池谷毅,朝倉良介,藤井直樹,大森政則,武田智吉,柳沢賢 : 浮体に作用する津波波力の実験と評価方法の提案,海岸工学論文集第52巻,pp. 761-765,2005.
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