文献
J-GLOBAL ID:202202242578225833   整理番号:22A1079956

リザバーコンピューティングによる再構成処理を利用した時系列信号の異常検知の試み

Experiments of Reconstructive Reservoir Computing to Detect Anomaly in Time-series Signals
著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号: 390(NC2021 46-78)  ページ: 5-10 (WEB ONLY)  発行年: 2022年02月23日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文は,時系列信号を対象にした異常検知手法として,再構成リザバーコンピューティング(RRC)を提案する。RRCは,入力信号を入力と同じタイミングまたは遅れて再構成し,出力するものである。ただし再構成に成功するのは,正常な信号が入力された場合である。異常な信号が入力された場合は再構成されない。そのため再構成誤差が大きい時を異常と判定し,異常検知ができる。リザバーコンピューティング(RC)による再構成手法で,時系列データの異常検知が可能なことを,我々は初めて実験で確認した。また漏れ率というパラメータを小さくしたほうが,RRCによる異常検知で有利であることも確認した。RCで時系列信号の異常検知を行う従来手法の一つに,将来の信号を予測し,予測が外れたら異常と判定するものがある。すでに入力された信号を復元しようとする再構成は,まだ入力されていない信号を出力する予測手法とは本質的に異なる。そして提案する再構成手法のほうが,従来の予測手法と比べて,異常検知に有利であることを実験で確認した。RCの特性により,速い学習,そのため消費電力の削減が実現できる。リザバーコンピューティングは物理現象で実現可能である。物理リザバーを小型デバイス化したときは,異常検知は有望な応用先であり,そのための手法としてRRCを提案する。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人工知能  ,  信号理論 
引用文献 (28件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る