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J-GLOBAL ID：202202242747111073   整理番号：22A0538253

超音速噴射流れ場に対する主流乱れの影響の実験的調査

Experimental Investigation on Effect of Freestream Turbulence on A Supersonic Jet-field

著者 (4件)： 丸山裕也 (岡山大) ,  河内俊憲 (岡山大) ,  中川貴裕 (岡山大) ,  青木礼 (岡山大)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.2F06  発行年： 2021年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スクラムジェットエンジンは次世代超音速輸送用の推進システムにとって好ましい。日本では,ラムジェットエンジン試験施設がスクラムジェットエンジンの開発に使用されている。通常,地上試験施設で高温高圧ガスを達成するため酸素と水素を混合し,ノズル上流のプレナムチャンバーで燃焼した。酸素/水素燃焼は流れの固有乱流を誘起するので飛行実験には含まなかった。主流乱れがスクラムジェット燃焼器における主流空気と燃料の混合にどのように影響するかは不明であった。したがって,超音速流への噴流混合に及ぼす主流空気乱れの影響を実験的に研究した。主流乱れは,風洞ノズルの出口に設置した乱流格子を用いて発生した。超音速ジェット場および主流乱れを,PLIF(平面レーザ誘起蛍光)によって可視化した。さらに,PLIF信号からの注入モル分率を評価した。噴流混合が主流乱れによって増強されることを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超音速燃焼 ,  *流れ場 ,  燃料噴射 ,  主流 ,  *乱れ ,  スクラムジェット ,  推進システム
準シソーラス用語： スクラムジェットエンジン ,  航空宇宙推進システム

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (6件)：

• M. R. Gruber, A. S. Nejd, T. H. Chen, J. C. Dutton: Transverse Injection from Circular and Elliptic Nozzles into Supersonic Crossflow, Journal of Propuslion and Power, 16 (2000), 449-457.
• 高橋英美, 廣田光智, 尾曽洋樹, 升谷五郎: 超音速噴射流れ場におけるアセトン PLIF 計測,日本航空宇宙学会論文集, 55(642) (2007), 318-323
• 大元朝斗, 佐藤直哉, 松永明, 河内俊憲, 永田晴典, 柳瀬眞一郎: PLIF を用いた超音速境界層内の変動密度計測, 第49回流体力学講演会/第35回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム, 1C10 (2017)
• J.Kosh:Fuel Tracer Photophysics for Quantitative Planer Laser-Induced Fluorescence, Ph. D Dissertation, Department of Mechanical Engineering, Stanford University, (2005).
• T.Handa, M.Masuda, M.Kashitani, Y.Yamaguchi: Measurement of Number Densities in Supersonic Flows Using A Method Based on Laser-induced Acetone Fluorescence, Experiments in Fluid, 50 (2011), 1685-1694.

タイトルに関連する用語 (6件)： 超音速 ,  噴射 ,  流れ場 ,  乱れ ,  実験 ,  調査