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J-GLOBAL ID：202202246996762815   整理番号：22A1209333

空間分割型可視光通信における隣接領域混信検出による位置情報の復号率向上

Improving the Decoding Success Rate of Position Data with Interference Detection between Surrounding Subregions in Pixel-level Visible Light Communication

著者 (7件)： 臼井一貴 (東大 工) ,  覚井優希 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  菊池知世 (東大 大学院学際情報学府) ,  福嶋政期 (東大 大学院情報学環) ,  苗村健 (東大 工) ,  苗村健 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  苗村健 (東大 大学院情報学環)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 420(IMQ2021 10-69)  ページ： 175-180 (WEB ONLY)  発行年： 2022年03月02日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 空間分割型可視光通信(PVLC)は,映像内の各画素に情報を埋め込むことで機械に対して情報提示をするシステムである.しかし,映像全体について領域ごとに異なる信号を同時に送信するシステムであり,複数領域からの光が届き混信が生じることがある.本研究では,PVLCのパケット構造における輝度補正のための反転ブロックを用いた混信の検出を行う際に,グレイコード下での隣接領域間の混信の検出,許容により位置情報の復号率を向上させる方式について提案した.スクリーンおよび空中像においてPVLCの受信を行い,その手法の有効性について評価した.(著者抄録)

シソーラス用語： *光通信 ,  *可視光 ,  *空間光変調素子 ,  信号多重化 ,  空間ダイバーシチ ,  多元接続通信 ,  漏話 ,  位置情報 ,  *可視光通信
準シソーラス用語： 空間分割多重 ,  混信

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  その他の光伝送素子  (BD06040S)

引用文献 (9件)：

• T. Komine and M. Nakagawa. A study of shadowing on indoor visible-light wireless communication utilizing plural white LED lightings. In 1st International Symposium onWireless Communication Systems, 2004., pp. 36-40, 2004.
• 後藤正太郎, 橋田朋子, 苗村健. 可視光通信プロジェクタ映像鑑賞時の時空間周波数特性の計測 (マルチメディア・仮想環境基礎).電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, Vol. 113, No. 109, pp. 71-76, June 2013.
• 平木剛史, 小泉実加, 周磊杰, 福嶋政期, 苗村健. 可視光通信プロジェクタの表現力向上に向けたデータ転送と光源制御の研究. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol. 21, No. 1, pp. 197-206, 2016.
• 北村匡彦, 苗村健. DMDを用いた空間分割可視光通信 : メタメディア情報を埋め込んだ映像投影 (「アート&エンタテインメント」特集). 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol. 12, No. 3, pp. 381-388, 2007.
• Takefumi Hiraki, Shogo Fukushima, Hiroshi Watase, and Takeshi Naemura. Dynamic PVLC: Pixel-level Visible Light Communication Projector with Interactive Update of Images and Data. ITE Transactions on Media Technology and Applications, Vol. 7, No. 4, pp. 160-168, 2019.

タイトルに関連する用語 (6件)： 空間分割 ,  可視光通信 ,  隣接領域 ,  混信 ,  位置情報 ,  復号