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J-GLOBAL ID:202202258625916758   整理番号:22A3059327

情報フローティングによる仮想蓄積と再蓄積の特徴付け

Performance Characterization of Virtual Accumulation and Reaccumulation by Information Floating
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 104-113(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0267A  ISSN: 1883-5058  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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情報フローティング(Information Floating:IF)は,移動ノードが送信可能エリア(Transmittable Area:TA)内だけで直接無線通信でデータを送信することにより,不要な送信を防ぎつつ,目的の領域の移動ノードに情報を配信する方法である.IFでは,移動ノードが同じTAで複数の異なるデータを送信することにより,仮想的にデータを蓄積することができる.また,複数のTAが連携することで,一時的に失われたデータを再蓄積することができる.本論文では,二つのTAが連携した場合の再蓄積について考え,まず,これらのTAが道路上の点であると仮定して検討する.シミュレーション結果から,システムの状態を再蓄積が十分に機能する状況と再蓄積能力が低下する状況の2種類に分類し,近似的な理論解析により,この二つの状況の境界を表すノード密度を推定する.数値計算結果とシミュレーション結果から,十分な再蓄積を実現するためのノード密度を推定できることを示す.また,上記の結果を用いて,ノード密度が十分でない場合に十分な再蓄積を実現するためにTAを拡張する手法を提案し,その有効性を示す.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (3件):
分類
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計算機シミュレーション  ,  その他の情報処理  ,  電話・データ通信・交換一般 
引用文献 (13件):
  • 1) A. Vahdat and D. Becker: Epidemic Routing for Partially-Connected Ad Hoc Networks, Technical Report, Duke University (2000)
  • 2) Z. Zhang: Routing in Intermittently Connected Mobile Ad Hoc Networks and Delay Tolerant Networks: Overview and Challenges, IEEE Communications Surveys & Tutorials, <b>8</b>-1, 24/37 (2006)
  • 3) 中野敬介:エピデミック通信,情報フローティングと安全・安心,電子情報通信学会Fundamentals Review, 10-4, 282/292 (2017)
  • 4) A. V. Castro, G. D. M. Serugendo and D. Konstantas: Hovering Information - Self-Organising Information that Finds its Own Storage, BBKCS-07-07, Technical Report, School of Computer Science and Information Systems, Birkbeck College, London, UK (2007)
  • 5) E. Hyytiä, J. Virtamo, P. Lassila, J. Kangasharju and J. Ott: When Does Content Float? Characterizing Availability of Anchored Information in Opportunistic Content Sharing, Proc. of IEEE INFOCOM, 3123/3131 (2011)
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タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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