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J-GLOBAL ID：202202263922084650   整理番号：22A3002353

固-固相転移材料を用いた宇宙機用蓄熱ブロックの最適化とその保温特性評価

Optimization of VO₂-based solid-solid PCM blocks for thermal control of spacecrafts and their heat storage performance.

著者 (4件)： 脇田悠利名 (関西大) ,  宮田喜久子 (名城大) ,  鶴田佳宏 (帝京大) ,  山縣雅紀 (関西大)
資料名： 日本航空宇宙学会中部・関西支部合同秋期大会講演論文集(CD-ROM)  (日本航空宇宙学会関西・中部支部合同秋期大会(CD-ROM))
巻： 59th  ページ： ROMBUNNO.SBM000022  発行年： 2022年 
JST資料番号： L2195B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・著者らはこれまでに,超小型衛星キューブサットの運用上の問題点の一つである低温環境での電池の性能低下に着目し,蓄熱材を用いた温度維持方法を提案し開発を実施。
・本研究においては,これまで開発した相変化材料(PCM)の高性能化を図り,その評価を実施。
・に酸化バナジウムにタングステンをドープしたものと種々のエポキシ樹脂を組み合わせたサンプルを調製し,最適な潜熱体積密度を有する構成の探求を行なうとともに,温度保持特性評価を実施。
・これらの実験から,従来のものより大幅に性能が向上した構成を見出すことができたことを示唆。

シソーラス用語： 人工衛星 ,  *電池 ,  *保温 ,  材料 ,  *蓄熱材 ,  酸化バナジウム ,  タングステン ,  ドーピング ,  エポキシ樹脂 ,  キューブサット ,  相変化材料 ,  飛翔体

分類 (1件)： 飛しょう体ぎ装  (QK04030D)

引用文献 (5件)：

• D.S. McKnight, Orbital debris hazard insights from spacecraft anomalies studies, Acta Astronaut. 126 (2016) 27-34
• T. Tanaka, Y. Kawamura, T. Tanaka, Development and operations of nano-satellite FITSAT-1 (NIWAKA), Acta Astronaut. 107 (2015) 112-129.
• K. Muramoto, Y. Takahashi, N. Terakado, Y. Yamazaki, S. Suzuki, T. Fujiwara, VO₂-dispersed glass: A new class of phase change material, Sci. Rep. 8 (2018) 1-8.
• K. Miyata, et al., Passive Temperature Stabilization System for MEMS Sensors Performance Maintenance, Trans. JAPAN Soc. Aeronaut. Sp. Sci. Aerosp. Technol. Jpn. 18 (2020) 231-236.
• 脇田悠利名 他, 日本航空宇宙学会第58回関西・中部支部合同秋期大会論文集, No. SMB000026 (2021); 脇田悠利名 他, 日本機械学会2022年度年次大会論文集, No. J191-01 (2022).

タイトルに関連する用語 (6件)： 固相転移 ,  宇宙機 ,  蓄熱 ,  最適化 ,  保温特性 ,  評価