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J-GLOBAL ID:202202265348700953   整理番号:22A0062774

大阪湾における台風21号Jebiによる高潮および想定最大規模高潮の再現期間の推定

ESTIMATION OF THE RECURRENCE PERIOD OF THE STORM SURGE CAUSED BY TYPHOON JEBI AND THE ASSUMED MAXIMUM STORM SURGE IN OSAKA BAY
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: I_67-I_72(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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気候変動による海面水位の上昇や台風強度の増大によって,高潮災害リスクは増大している.また,水防法の改正を受けて,想定し得る最大規模の高潮に対する避難体制等の充実・強化のため,最大規模の高潮による氾濫が発生した場合の高潮浸水想定区域図の作成が進められている.しかし,最大規模高潮の再現期間の推定は行われていない.本研究では,全球確率台風モデルを援用して,大阪湾を対象に非線形長波モデルによりアンサンブル高潮シミュレーションを行い,既往最大規模の台風21号Jebiによる高潮と想定最大規模高潮の再現期間の推定を行った.台風21号Jebi時の高潮を十分な精度で追算できた.台風Jebiによる高潮の再現期間は50~100年で妥当な推定結果が得られた.想定最大規模高潮の再現期間は2500年以上となり,非常に稀なイベントを想定していることが示された.(著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  海岸工学 
引用文献 (11件):
  • 1) 大阪府港湾局:高潮浸水区域図について 説明資料,大阪府河川整備審議会高潮専門部会,http://www.pa.kkr.mlit.go.jp/pdf/takasiotaisaku/20190426saisyu/1.pdf,2020.
  • 2) 兵庫県:兵庫県大阪湾沿岸部高潮浸水想定区域図について(尼崎市,西宮市,芦屋市,神戸市沿岸) 説明資料,https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks17/takashioshinso/documents/setsumeishiryou_osakawan.pdf,2019.
  • 3) 河合弘泰・橋本典明・松浦邦明:確率台風モデルを用いた内湾の高潮極値と継続時間の推定,海岸工学論文集,第54巻,pp. 301-305,2007.
  • 4) 中條壮大・森信人・安田誠宏・間瀬肇:時系列相関型の全球確率台風モデルの開発,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 69,No. 1,pp. 64-76,2013.
  • 5) 安田誠宏・岩原克仁・平井翔太・中條壮大・金洙列:確率台風モデルを援用した駿河湾における高潮の確率論的評価,土木学会論文集 B2 (海岸工学),Vol. 73,No. 2,pp. 253-258,2017.
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