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J-GLOBAL ID：202202265571939104   整理番号：22A2325662

交流通電による無絶縁REBCOコイルのターン間接触抵抗測定時の電流現象解析

Current Behavior Simulation of NI REBCO Coils at Turn-To-Turn Contact Resistance Measurement by AC Current

著者 (5件)： 間藤昂允 (北大) ,  井上良太 (岡大) ,  植田浩史 (岡大) ,  KIM SeokBoem (岡大) ,  野口聡 (北大)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 103rd  ページ： 97  発行年： 2022年06月20日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無絶縁(No-Insulation:NI)巻線技術が,超高磁場応用に向けたREBCOマグネットで広く採用され始めている.NI REBCOマグネットはその高い熱的安定性により熱暴走を起こしづらく,安定的に超高磁場を生成することができる.NI技術の熱的安定性は,本質的に常伝導転移時の電流の径方向迂回挙動に起因するので,熱的安定性を決定するパラメータとしてターン間接触抵抗値が重要となっている.ターン間接触抵抗値は一般に,遮断試験を実施して得られた電流減衰特性から求められる.しかし,遮断法では動作温度や電流値,外部磁場が変動する状況下で接触抵抗を測定することが困難である.そこで,交流通電による径方向抵抗測定手法が提案されてきた.適切な周波数の交流を通電し,入力電流及びコイル電圧の比からターン間接触抵抗を求める方法である.これまで,様々な条件下で測定が行われてきており,適切な通電交流電流の条件が明らかになってきている.そこで,本発表ではPEEC法により詳細な電流解析を行い,電流現象を調査することで実験の妥当性及びより正確なターン間接触抵抗値の求め方について検討したので報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： インダクタンス ,  磁石 ,  数値計算 ,  *接触抵抗 ,  電圧 ,  *電気伝導 ,  *電流 ,  電流分布 ,  巻線 ,  減衰特性 ,  強磁場 ,  *電気絶縁 ,  常伝導 ,  外部磁場 ,  *通電 ,  熱暴走

分類 (2件)： 超伝導材料  (BM04041W) ,  超伝導磁石  (BM04042N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 交流 ,  通電 ,  絶縁 ,  REBCO ,  抵抗測定 ,  現象 ,  解析