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J-GLOBAL ID：202202268371775792   整理番号：22A0062887

3次元数値波動水槽を用いた浮遊ケーソンの動揺に関する研究

MOTION OF FLOATING CAISSON USING 3D NUMERICAL WAVE TANK

著者 (3件)： 高木淳史 (中央大学大学院 理工学研究科都市人間環境専攻) ,  渡部真史 (中央大学 理工学部都市環境学科) ,  有川太郎 (中央大学 理工学部都市環境学科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 77  号： 2  ページ： I_775-I_780(J-STAGE)  発行年： 2021年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ケーソンの据付作業における波浪による動揺を予測し制御することは作業効率向上につながる.本研究では,流体運動に伴う構造物の移動や変形,構造物の接触を解析することが可能な固気液三相の数値波動水槽を用いてケーソンの動揺を検討し,水理模型実験と数値計算結果の比較を行った.その結果,格子サイズを変えることで動揺の最大変位やその傾向は水理実験とよく一致した.また,ケーソンとマウンドの衝突を喫水深を変えて検討し,喫水深が大きくなると動揺は減少することを示した.また,その傾向は堀沢ら¹⁾の示した傾向とよく一致し,流体解析と構造解析の連成解析の重要性を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 水槽 ,  構造物 ,  *ケーソン ,  *揺れ ,  *据付 ,  数値解析 ,  数値波動水槽 ,  浮体構造物 ,  水理模型実験
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  動揺 ,  連成解析

著者キーワード (5件)： floating caisson ,  bottom clearance ,  CADMAS-SURF/3D ,  STR ,  numerical simulation

分類 (2件)： 水理学一般,水理実験  (RC10011E) ,  海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (8件)：

• 1) 堀沢真人,佐藤典之,大橋裕寿,赤村重紀,坂間茂,吉倉敬治:ケーソン沈設過程の波浪中挙動,海岸工学論文集,Vol. 43,pp. 1001-1005,1996.
• 2) 伊藤喜行,千葉茂:浮防波堤の水理に関する近似理論と応用,港湾技術研究所報告,第11巻,第2号,pp. 137-166,1972.
• 3) 米山治男,白石悟:防波堤ケーソンの自動設置システムの開発とその実験的検証,土木学会論文集,No. 728/VI-58,pp. 93-106,2003.
• 4) 米山治男:動揺シミュレーションによる防波堤ケーソンの据付限界条件に関する検討,海洋開発論文集,第19巻,pp. 659-664,2003.
• 5) 中村友昭,山本勘太,趙容桓,水谷法美,小竹康夫:上部斜面堤ケーソンの動揺特性に関する3次元数値解析,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 72,No. 2,pp. 586-591,2017.

タイトルに関連する用語 (6件)： 3次元 ,  数値波動水槽 ,  浮遊 ,  ケーソン ,  動揺 ,  研究