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J-GLOBAL ID：202202283757547166   整理番号：22A3148190

2つの整数上のロジスティック写像を用いたバランスの良い擬似乱数生成法に関する一考察

A Study on a Generating Method for Quasi-Balanced Pseudorandom Sequences Obtained from Two Logistic Maps over Integers

著者 (6件)： 藤井博希 (北九州市大 大学院国際環境工学研究科) ,  上原聡 (北九州市大 国際環境工) ,  宮崎武 (九州情報大 経営情報) ,  荒木俊輔 (九州工大 大学院情報工学研究院) ,  日下卓也 (岡山大) ,  野上保之 (岡山大)
資料名： 情報理論とその応用シンポジウム予稿集(CD-ROM)  (SITA)
巻： 45th  ページ： ROMBUNNO.3.3.1  発行年： 2022年11月22日 
JST資料番号： L4801B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・情報セキュリティ技術を支える乱数の生成で多く使用される擬似乱数生成器に対し,IoTデバイスなどの低い演算精度でも実装が可能な生成手法を提案。
・本提案の基礎となるロジスティック写像を紹介し,32ビットの演算精度でバランスの取れた乱数系列を構成する2つのロジスティクス写像を用いた擬似乱数生成の提案手法を説明。
・提案手法に対する評価を行い,乱数性の評価としてビットバランスとNIST検定への対応,ビットの撹拌性,および並列処理とAVX命令の使用による高速化を考察。

シソーラス用語： *乱数発生器 ,  乱数発生 ,  *擬似乱数 ,  ロジスティック写像 ,  電子装置 ,  精度 ,  数値計算 ,  マイクロプロセッサ ,  *情報セキュリティ ,  IoTデバイス ,  計算精度

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (9件)：

• R.M. May, Theoretical Ecoligy:Principles and Applications, Blackwell Scientific Publishers. ISBN 0-632-00768-0, 1976.
• T. Miyazaki, S. Araki, and S. Uehara, “Some properties of logistic maps over integers,” IEICE Trans. on Fundamentals, vol. E93-A, no. 11, pp. 2258-2265, Nov. 2010.
• T. Miyazaki, S. Araki, Y. Nogami, and S. Uehara, “Rounding logistic maps over integers and the properties of the generated sequence,” IEICE Trans on Fundamentals, vol. E94-A, no. 9, pp. 1817-1825,Sep. 2011.
• 村岡, 荒木, 宮崎, 上原, 硴崎, “整数上のロジスティック写像を用いた擬似乱数生成器における乱数性とビット抽出位置の関係,” 2017年暗号と情報セキュリティシンポジウム (SCIS2017) 予稿集, 4B2-1, pp. 1-8,2017.
• Y. Wang, Z. Liu, and P. Lei, “Cryptographic properties analysis of piecewise logistic Map,” Proc. of 2014 Inter. Symp. on Nonlinear Theory and its Applications, pp. 393-396, 2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： 整数 ,  ロジスティック写像 ,  バランス ,  擬似乱数