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J-GLOBAL ID：202202297645679257   整理番号：22A1750376

炭素鋼およびチタンの液滴分裂における異なる発泡機構

Distinct Bursting Mechanism of Carbon-Steel and Titanium Sparks

著者 (3件)： 馬田勝一郎 (九大) ,  木村太郎 (九大) ,  井上智博 (九大)
資料名： 火薬学会春季研究発表会講演要旨集(CD-ROM)  (火薬学会春季研究発表会要旨集(CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.21  発行年： 2022年 
JST資料番号： L1677B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・花火のスパーク中の金属液滴の分裂現象について,可視化計測と熱力学考察に基づいて破裂機構を研究。
・高速回転するグラインダーに炭素鋼やチタンの金属棒を押し付けて発生する火花の自発光画像を高速度撮影し,軌跡を液滴の運動方程式に当てはめて,液滴径や破裂と失火挙動を解明。
・炭素鋼とチタンの液滴分裂は酸素の拡散に支配されることを解明し,熱力学の考察から炭素鋼では炭素による酸化鉄の還元が,チタンでは窒化物から酸化物への置換が発泡機構であると推定。

シソーラス用語： *火工品 ,  *液滴燃焼 ,  燃焼試験 ,  軌跡 ,  流動解析 ,  破裂 ,  拡散律速 ,  酸素 ,  起泡 ,  花火 ,  解析

分類 (2件)： 各種爆薬と推薬  (YE06020W) ,  燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (8件)：

• T. Kimura, and C. Inoue, Sci. Technol. Energ. Mater., under review.
• C. Inoue, Y. Izato, A. Miyake, and E. Villermaux, Phys. Rev. Lett., 118, 074502 (2017).
• J. C. Manson, Traité du fer et de l’acier (1804).
• R. W. Buzzard, J. Res. National Bureau of Standards, 11, 527-540 (1933).
• A. F. Clark, J. C. Moulder, and C. C. Runyan, Symposium on Combustion 15, 489-499 (1975).

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭素鋼 ,  チタン ,  液滴 ,  発泡