抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
無絶縁REBCOコイルでは,REBCO線材に誘導される遮蔽電流による不整磁場と,無絶縁コイル巻線で生じる「励磁遅れ」の2つが同時に発生する。我々のグループでは,先行研究として,この現象を数値的に計算・解析する手法として,3次元非線形過渡電磁場解析(有限要素法+高速多重極法)とPEEC(部分要素等価回路)に基づく電流分布解析を併用する手法を提案した。この併用手法は高い計算精度が得られるが,膨大な計算時間を必要とする。そこで,計算時間の短縮を目的として,新たに回路解析のみに基づく無絶縁REBCOコイルの遮蔽電流磁場解析法を開発した。本報告では,AMED「高温超電導コイル基盤技術開発プロジェクト」で試作・実験したREBCOコイルシステム(シングルパンケーキ:22個,内径:50mm,発生磁場:10T)の発生磁場を対象として,実験,3次元解析,提案手法による解析結果を比較する。(著者抄録)