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J-GLOBAL ID：202302221129713327   整理番号：23A1544742

2D共役共有結合有機骨格(COF)の自己組織化による1D電子伝導性ナノチューブへのin-situ変換

Self-assembly of 2D Conjugated Covalent Organic Framework into 1D Electronically Conductive Nanotubes

著者 (15件)： LI Zhuowei (京大 大学院) ,  常行恭弘 (京大 大学院) ,  GHOSH Samrat (京大 大学院) ,  仲里巧 (名大 院) ,  小田原正浩 (名大 院) ,  松田若菜 (京大 大学院) ,  信岡正樹 (京大 大学院) ,  CHEN Bin (京大 大学院) ,  PAITANDI Rajendra Prasad (京大 大学院) ,  筒井祐介 (京大 大学院) ,  田中隆行 (京大 大学院) ,  須田理行 (京大 大学院) ,  三宅由寛 (兵庫県大 院) ,  忍久保洋 (名大 院) ,  関修平 (京大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(Web)  (日本化学会春季年会(Web))
巻： 103rd  ページ： ROMBUNNO.K304-2am-01 (WEB ONLY)  発行年： 2023年 
JST資料番号： U2384A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2次元(2D)グラフェンと1次元(1D)カーボンナノチューブの相互関係を模し,本研究では溶媒界面における2D共役共有結合有機骨格(COF)シートを「ロール」させ,簡便に1Dナノチューブ構造へin-situ変換法について報告する。ピレンCOFの2,7位の炭素を窒素で置換したアザピレンを用いると,2次元重合過程において,断面直径が均一な同軸ナノチューブを与える。この1Dナノチューブの物性はロール状構造を反映し,ピレンCOF結晶とは対照的な光学的および電子特性を示した。空気中で安定した電子伝導経路を持つ半導体性を示し,アザピレンの窒素中心を利用した安定な電荷キャリアドーピングにより,高い伝導性を付与できることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ材料 ,  *共有結合 ,  *有機材料 ,  自己組織化 ,  *カーボンナノチューブ ,  その場重合 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  光学的性質 ,  電子効果 ,  *導電性カーボンナノチューブ ,  *ナノポーラス材料 ,  ピレン類
準シソーラス用語： *ナノ多孔質材料 ,  in situ重合 ,  ピレン誘導体 ,  光学特性 ,  電子的効果

分類 (3件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  重合反応一般  (CG04010H) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 2D ,  共役 ,  共有結合 ,  骨格 ,  COF ,  自己組織化 ,  1D ,  電子伝導 ,  ナノチューブ