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J-GLOBAL ID：202302232775407737   整理番号：23A0954062

COVID-19による購買行動の時空間変化の分析

Analysis of Spatio-Temporal Changes in Purchasing Behavior by COVID-19

著者 (7件)： 山口公平 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  田村直樹 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  庄子和之 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  浦野健太 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  米澤拓郎 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  河口信夫 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  河口信夫 (名古屋大 未来社会創造機構)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2022  号： 1  ページ： ROMBUNNO.6H-2  発行年： 2022年07月06日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の社会の情報化に伴い,様々なデータが得られるようになってきた.その中でもクレジットカードの取引履歴は,個人情報がわからないように加工された状態での提供が行われており,データを所持する企業による分析サービスの提供もみられる.しかし,そのような分析はグラフでの可視化や統計的な分析にとどまり,取引履歴に付随する店舗情報の活用はされていない.例えば,消費が行われた場所と消費動向の変化の関係などを分析することで,COVID-19の影響がどのように各地域に現れたか分かり,行政が地域ごとに適切な支援を行えるなどのメリットが考えられる.そこで,本研究では時空間に紐づいた購買情報から地域の特徴づけ(エリアモデリング)をする方法の検討を行う.また,エリアモデリングを通じて,2019年から2020年にかけての名古屋市における消費動向の変化を分析する.実験ではクレジットカードの取引履歴を用いて,名古屋市各地の消費動向とその変化を可視化し,取引回数の落ち込んだ地域は平均的な購入金額も減少するなどの消費動向の変化を捉えられた.また,消費動向の変化が似ている地域における滞在の変化と購買行動との関係についても議論した.(著者抄録)

シソーラス用語： ウイルス感染症 ,  *購買行動 ,  *時空 ,  *変化 ,  地域 ,  予測 ,  可視化 ,  COVID-19
準シソーラス用語： *時空間 ,  消費動向

分類 (1件)： その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (12件)：

• 内閣府. 2020年度国民経済計算(2015年基準・2008sna) : 経済社会総合研究所 - 内閣府. https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/2020/2020_kaku_top.html, 3 2022. (Accessed on 05/06/2022).
• 株式会社ナウキャスト, 株式会社ジェーシービー. Jcb 消費 now. https://www.jcbconsumptionnow.com/. (Accessed on 05/13/2022).
• 三井住友カード株式会社. キャッシュレスデータでマーケティング課題を解決「custella」. https://www.smbccard.com/camp/custella/index.html. (Accessed on 05/13/2022).
• 庄子和之, 青木俊介, 米澤拓郎, 河口信夫. 大規模ユーザの滞在情報に基づくエリアの特徴付けと covid-19 による影響分析. 情報処理学会論文誌, Vol. 62, No. 10, pp. 1644-1657, oct 2021.
• George Grekousis and Thomas Hatzichristos. Fuzzy clustering analysis in geomarketing research. Environment and Planning B: Planning and Design, Vol. 40, pp. 95-116, 2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： COVID-19 ,  購買行動 ,  時空間 ,  分析