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J-GLOBAL ID:202302233793658744   整理番号:23A2301272

MAVLink通信における認証付き暗号を用いた通信方式の実装と評価

An Implementation and Evaluation of Communication Scheme Using Authenticated Cryptography for MAVLink Communication
著者 (4件):
資料名:
巻: 123  号: 129(ISEC2023 14-53)  ページ: 165-170 (WEB ONLY)  発行年: 2023年07月17日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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MAVLinkは,ドローンと地上局間で用いられる軽量な通信プロトコルであり,ドローンの状態や地上局から送信される制御コマンドの送信などに用いられる.MAVLinkはメッセージの改竄を検知する機能を有しているのみで,十分なセキュリティ機能が搭載されていないため,データの盗聴や不正な利用,追跡などに対する脆弱性がある.本研究では,認証付き暗号を用いてペイロードの暗号化とメッセージの認証を行うセキュリティ通信方式を提案した.提案手法を評価するために,いくつかのAEADアルゴリズム(AES-GCM,ASCON,ChaCha20-Poly1305)と先行研究の手法(ChaCha20+SHA256,AES-CTR+SHA256,AES-CBC+SHA256)とをMAVLink通信で実装し,処理時間と消費リソースの観点から評価を行った.実験結果は,処理時間ではChaCha20-Poly1305が,消費リソースではASCONが最も性能が高く効率的であるという結果が得られた.しかし,消費リソースについてはASCONが45.43%,ChaCha20-Poly1305が52.82%とどちらもメモリに余裕があり,処理時間に関してはASCONが3.07ms,ChaCha20-Poly1305が1.79msと,ChaCha20-Poly1305がASCONの約0.6倍程の時間で処理を行えていることから,ChaCha20-Poly1305をMAVLinkに組み込むことで,通信の応答性やパフォーマンスに影響を与えることなく,リソースの消費を抑えながらメッセージの機密性と完全性を確保することができるという結論が得られた.(著者抄録)
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データ保護  ,  ディジタル計算機ハードウェア一般 
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