抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,HMDの普及により,第二言語学習にIVRを用いたシステムを取り入れることを試みた研究が増加している.我々は,IVRに登場する様々なオブジェクトに対してアクションをすることで偶発的に英語の語彙学習ができるシステムを検討している.現在はその準備段階として,IVR英単語学習システムに使用する他動詞の選定を行っている.先行研究では,IVRを用いた第二言語学習システムに使用する単語の選定に関して十分に議論されている例は少なく,学習対象の単語が本当にIVRを用いた学習に適切かどうかが明らかにされていない.そこで本稿では,英語に精通している人を対象に,各他動詞に対しVRで学習可能かどうかを判別するアンケートを実施し,学習可能とみなされた他動詞と名詞の関係性を調査する.また,その関係性がIVRにおけるユーザーの動きと合致するかどうかを,実験により確かめる.(著者抄録)