抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
深層学習技術において,複数の企業や病院において持ち出し厳禁なデータを活用するために,各ノードで学習させた深層学習モデルを集約させるFederated Learning(FL)が提案されている.しかし,分散ノード中に悪意のあるノードが存在するとシステム全体の性能が低下する問題がある.本研究では,FLの代表的な手法の1つであるFederated Averaging(FedAvg)において,悪意のあるノードを除外することでシステム全体の性能低下を防ぐ手法を検討する.悪意のあるノードから中央サーバに送信される重みパラメータは,正常なノードの重みパラメータと比べて,統計的な傾向が大きく異なる.そこで提案手法では,深層学習モデル中のネットワーク間の各位置において,複数のノードから届いた重みパラメータから外れ値を除外する.計算機シミュレーションにより,この処理によって学習効率の劣化はあまり生じないことを明らかにした.さらに,FedAvgにおいて,中央サーバの学習モデルを更新するごとに,その重み情報をファイルとして保存し,ファイルを読み込み,学習を再開できるようにすることでシステム全体が性能低下する前の状態に復帰できる手法を提案し,その有効性を数量的に検証した.(著者抄録)