抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モバイル光学系の基盤マトリックスとしてのポリジメチルシロキサン(PDMS)の機能性を高めるため,ナノフォームプロセスによるナノポーラス構造の革新的な作製技術を詳しく検討した。これは,水エマルジョン-マイクロ-ナノ成形法を採用することによって戦略的に達成され,400から800ナノメートルの大きさの気泡が,低屈折率で知られる材料であるPDMSにシームレスに組み込まれた。重要なのは,このプロセスではフッ素系化合物などの追加物質を使用する必要がなかったことである。この重要な点により,1.8~2.6vol.%の気孔率が得られ,その後,約0.01~0.015という著しく低い屈折率が観察された。さらに,ナノポーラス構造内に空気が存在することは,外部からの物理的圧縮によって厳密に検証され,その結果,散乱係数が動的に減少した。この観察は,光散乱係数に検出された異方性によって補完された。(翻訳著者抄録)