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J-GLOBAL ID：202302268621469790   整理番号：23A2173099

過大変形を受けたフェライト系ステンレス鋼における最大応力固定条件下での疲労限度線図

Fatigue Limit Diagrams for Ferritic Stainless Steel subjected to Excess Deformation under Fixed Maximum Stress Conditions

著者 (7件)： 林美佑 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科) ,  安藤武史 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科) ,  權田良平 (マツダ(株)) ,  北畠啓史 (マツダ(株)) ,  荒川仁太 (岡山大学 工学部) ,  曙紘之 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科) ,  菅田淳 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 72  号： 7  ページ： 535-541(J-STAGE)  発行年： 2023年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,平均応力と疲労限界の関係を明らかにするために,過大変形を受ける自動車排気システム部品に使用されるNSSC180フェライト系ステンレス鋼の疲れ限界線図を作成するための実験的研究を行った。疲労試験を固定最大応力下で行い,疲労設計図を得た。結果は,疲労限界曲線が,疲労限界の減少に及ぼす平均応力の増加の影響が,修正Goodman線によって予測されたものより,より中程度である領域を有することを示した。さらに,静的亀裂開始に基づく疲労設計が,平均応力のより高い値に対して修正Goodman線より適切であると分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ステンレス鋼 ,  フェライト鋼 ,  疲れ試験 ,  *疲れ強さ ,  図表 ,  材料設計 ,  精度 ,  大変形 ,  繰返し応力 ,  亀裂発生
準シソーラス用語： *フェライト系ステンレス鋼 ,  過大変形 ,  最大応力

著者キーワード (1件)： 疲れ限界線図平均応力過剰変形修正Goodman線フェライト系ステンレス鋼

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC05020S)

引用文献 (15件)：

• 1) Y.Liu,M.Paggi,B.Gong and C.Deng, “A unified mean stress correction model for fatigue thresholds prediction of metals”,Engineering Fracture Mechanics No.223 106787(2020).
• 2) T.Sekercioglu,“A new approach to the positive mean stress diagram in mechanical design”,Material wissenschaft und Werkstofftech,Vol.40,No.9(2009).
• 3) T.Nicholas and J.R.Zuiker,“On the use of the Goodman diagram for high cycle fatigue design”,International Journal of Fracture,Vol.80,pp.219-235,(1996).
• 4) Y.Furuya and T.Abe,“Effect of mean stress on fatigue properties of 1800 MPa-class spring steels”, Materials and Design,Vol.32,No.3,pp.1101-1107(2011).
• 5) M.Kang,Y.Aono and H.Noguchi,“Effect of prestrain on and prediction of fatigue limit in carbon steel”,International Journal of Fatigue,Vol.29,pp.1855-1862(2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 大変形 ,  フェライト系ステンレス鋼 ,  最大応力 ,  疲労限度 ,  線図