文献
J-GLOBAL ID:202302285216931288   整理番号:23A2448492

欧州における地域公共交通施策及び財務・運営に関する調査研究~英仏独におけるサービス確保・改善,財務・運営及び新たなモビリティ活用~第2編 先進的なモビリティの導入に関する調査対象都市(国)の選定,計画や施策の概況の把握

著者 (5件):
資料名:
号: 171(2)  ページ: 206P  発行年: 2023年03月 
JST資料番号: L6492A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
我が国では,多くの地域で人口減少によるバス等の公共交通サービスの需要減少や経営悪化,また担い手不足といった要因により,公共交通の維持確保が困難になっている。一方,高齢者の免許返納等への対応や,多様な層(女性,障害者,外国人等)の移動手段を確保できるような,社会参画を支えるモビリティの実現が強く求められる。2020年11月27日に一部改正された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」では,地方公共団体による「地域公共交通計画」(マスタープラン)作成の努力義務化,地域に最適な旅客運送の継続(地域旅客運送サービス継続事業),利用者目線による路線・ダイヤ改善や運賃設定等の促進(地域公共交通利便増進事業),MaaS参加の複数事業者の運賃設定のワンストップ化やMaaS協議会の創設(新モビリティサービス事業)等が掲げられ,公共交通の確保に加え,公共交通計画の策定並びにサービス向上に資する事業が法的に位置づけられるようになった。なお,2014年の同法の改正により,「地域公共交通計画」が都市・地域総合交通戦略も兼ねることが可能なったことを踏まえると,公共交通の他,徒歩・自転車,自動車を含めた,交通とまちづくりが連携した総合的な交通施策の推進が想定される。一方で海外の状況を見ると,公共交通政策が進んでいる欧州では,EU委員会において交通政策のガイドラインとして2013年に策定され2019年に改訂された“Sustainable Urban Mobility Plans”(持続可能な都市交通計画(以下,「SUMP」という。)において,道路混雑,大気汚染や騒音,気象変動,交通事故,路上駐車といった問題解決並びに新たなモビリティサービスによる生活の向上に資するべく,行政区域の範囲に限らず都市機能を踏まえた地域におけるアクセシビリティの改善,並びに高質で持続可能な交通の提供を目指すこととされている。本調査研究は,日本の今後の公共交通計画の策定及び財務・経営を含む施策の実施に資することを目的として,公共交通を軸としたモビリティ全体の水準を高める施策や制度,又それに伴う道路空間活用についてSUMP等の交通計画を策定している欧州を中心とした事例調査を行い,地域やモード特性の他,地方分権や官民間の役割分担等の視点で取りまとめるものである。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市交通 
タイトルに関連する用語 (14件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る