抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ソフトウェアの開発規模拡大に伴い,OSSはますます普及し,様々なイノベーションを支えてきた.一方で,OSSは継続的な開発が保証されておらず,OSSを導入することは,脆弱性やバグが放置されるリスクを負う.そのため,OSSの開発がいつまで継続されるかを知ることは重要である.本研究では,OSSの採用リスクを低減するために,OSSの開発が継続的に行われるかどうかを推定する上で,どういった特徴量を用いれば良いかを提案する.まず,OSSの継続性について系統的レビューを実施し,次に,生存時間分析を用いたOSSの生存性の評価を行う.その結果として,OSSの生存性に関する論文で用いられる特徴量は,ほぼ独自に用いられており,収集した特徴量の中で唯一,コミッター数が2本の論文で用いられていた.また,本研究で収集したOSSのうち,およそ97.6%のOSSが活動を停止しており,大半のOSSが活動を停止していることが観察された.さらに,ある時点から観察したとき,そこから4か月のうちに半数のOSSが活動を停止することがわかった.加えて,OSSのこれまでの開発期間と,トップレベルディレクトリの数がOSSの活動の継続に強く影響を及ぼしていることがわかった.(著者抄録)