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J-GLOBAL ID：202402217679256106   整理番号：24A0526832

大学の時間割編成問題を記述可能なDSLと時間割作成システム

Research on a DSL for University Timetabling Problem and Timetabling System

著者 (2件)： 松田陸斗 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  乃村能成 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(Web)
巻： 65  号： 2  ページ： 446-456 (WEB ONLY)  発行年： 2024年02月15日 
JST資料番号： U0452A  ISSN： 1882-7764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 少子化による大学再編やCOVID-19の感染拡大防止策を契機とした授業形態の多様化によって,大学の時間割を再編成したいという要求が増している.しかし,大学によって時間割の制約が異なると考えられているため,時間割編成問題の表現方法の一般化が大きな課題である.本稿では,大学時間割編成問題の表現方法としてドメイン特化言語(DSL)を提案する.また,提案DSLを入出力インタフェースに採用した時間割作成システムの実装について述べる.提案DSLは,International Timetabling Competition2019で提案されたXMLフォーマット(ITCフォーマット)と同等の記述力を持ちつつ,ITCフォーマットと比べて時間割編成問題をより簡明に記述可能である.提案システムの実装を用いて,実際の時間割編成問題に対して制約を満たす解を得られることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *大学 ,  スケジュール ,  *記述 ,  可能性 ,  範囲 ,  専門化 ,  *言語 ,  入出力インタフェイス ,  XML【マークアップ言語】 ,  製造 ,  *ドメイン構造 ,  改変
準シソーラス用語： *ドメイン ,  作製 ,  *時間割 ,  *特化

分類 (2件)： 応用プログラミング言語  (JD03052Y) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (16件)：

• 池上敦子,呉 偉:学校時間割作成,日本オペレーションズ・リサーチ学会 (2020).
• 堀尾正典:汎用プロジェクトスケジューラの大学時間割問題への適用,名古屋学芸大学 教養・研究紀要,Vol.4, pp.61-74 (2008).
• 堀尾正典:実用的な大学時間割作成システムの開発,日本経営工学会論文誌,Vol.62, No.1, pp.1-11 (2011).
• クラウド版 校務システム CampusForce:時間割作成ソフト Koma Force,ネットフォース株式会社(オンライン),入手先 (https://www.campusforce.net/koma/)(参照 2022-03-14).
• HEURIS 校務支援:時間割ソフト YELL,株式会社 管理工学研究所(オンライン),入手先 (https://www.kthree.co.jp/heuris/yell/index.html)(参照 2022-03-14).

タイトルに関連する用語 (5件)： 大学 ,  時間割 ,  記述 ,  DSL ,  作成システム