文献

J-GLOBAL ID：202402235869587192   整理番号：24A1146400

津軽海峡域における資源利用史の学際的研究

著者 (1件)： 上條信彦 (弘前大 人文社会科学)
資料名： 地域未来創生センタージャーナル(Web)
号： 9  ページ： 25-28 (WEB ONLY)  発行年： 2023年02月 
JST資料番号： U2075A  ISSN： 2434-1517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・津軽海峡域の独自文化を支えた縄文時代の食料資源の実態解明を目的に,七戸町二ツ森貝塚に注目し,骨角器と剥片石器の資料化と土器のリストを作成。
・骨角器217点を図化,形態分析し,石器528点を分析の結果,前期から中期にかけて石鏃や石槍を組み合わせた狩猟法が採用されていたことが判明。
・次に,気候変動とその適応化現象の一つとして現れた弥生化という社会変化に対し,資源利用がどう変化したのかを解明するために,弥生時代中期初頭の集落を調査。
・弘前市清水森西遺跡の発掘調査の結果,建物跡を伴う数少ない五所式主体の集落跡を津軽平野で初めて発見し,社会のあり方を含めた東北弥生文化を解明中。

シソーラス用語： *海峡 ,  時期 ,  *実態調査 ,  気候変動 ,  遺跡 ,  石器 ,  土器 ,  狩猟 ,  集落 ,  図化 ,  貝塚 ,  *津軽海峡 ,  *食料資源 ,  改変
準シソーラス用語： *食糧資源 ,  縄文時代 ,  弥生時代

分類 (2件)： 各種建築物一般  (RB05010O) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 津軽海峡 ,  資源利用 ,  学際的 ,  研究