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J-GLOBAL ID：202402261482810885   整理番号：24A1080583

肌焼鋼の高温浸炭時に発達するオーステナイト結晶粒組織に及ぼす添加元素,鍛造温度,鍛造後の冷却速度,焼準温度の影響

Effects of Alloying Elements, Forging Temperature, Cooling Rate after Forging, and Normalizing Temperature on the Austenite Grain Structure Formed during High-Temperature Carburization of Case Hardening Steel

著者 (4件)： 松浦清隆 ,  齊藤元貴 (北大 大学院工学研究院) ,  齊藤元貴 (名古屋大) ,  坂口紀史 (北大 大学院工学研究院 エネルギー・マテリアル融合領域研究セ)
資料名： 三菱製鋼技報  (Mitsubishi Steel Technical Review)
巻： 37  ページ： 14-20  発行年： 2023年09月29日 
JST資料番号： S0547A  ISSN： 0387-1118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・熱間鍛造やその後の焼準など浸炭前のプロセスが浸炭中の異常粒成長に及ぼす影響も調査されているが,高温浸炭時の異常粒成長を抑制できる条件を知るため,著者らの最近の研究成果からレビュー。
・溶質元素,鍛造温度,鍛造後の冷却速度,焼準温度が高温浸炭時の粒成長に及ぼす影響を調査。
・結果,従来のSCM420肌焼鋼と比べAl濃度を増加しNbを添加した改良鋼では結晶粒度が著しく微細で,従来鋼はAiNが析出し改良鋼ではNb(C,N)と複合化したAlNが析出。
・鍛造模擬加熱後の冷却速度が速いほど浸炭模擬加熱時の結晶粒径が小さくなり,水冷の場合が最小,焼準温度が低いほど浸炭時の粒成長は抑制。

シソーラス用語： *肌焼鋼 ,  *浸炭 ,  オーステナイト ,  加工温度 ,  鍛造 ,  焼ならし ,  温度 ,  冷却速度 ,  低合金鋼 ,  結晶粒粗大化 ,  結晶粒度 ,  ニオブ添加合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  SCM420 ,  異常粒成長 ,  鍛造温度 ,  熱処理温度 ,  *改変
準シソーラス用語： オーステナイト結晶粒度 ,  焼準温度

分類 (2件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (10件)： 肌焼鋼 ,  浸炭 ,  発達 ,  オーステナイト ,  結晶粒組織 ,  添加元素 ,  鍛造温度 ,  鍛造 ,  冷却速度 ,  焼準