抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ごみの種類は多種多様で,一般家庭から排出される可燃ごみには厨芥,紙類,プラスチック類,草木類などさまざまな種類のごみが含まれ,各々の水分や発熱量は異なる。ごみ燃焼炉の燃焼を安定させるためには,ごみの投入前にごみピットでよく攪拌し,含水量や発熱量を一定にすることが必要である。近年では画像処理技術の普及やAI技術の進歩により,ピット内のごみの状況に合わせた高度な攪拌自動化技術の開発が進められてきている。その要となる技術にピット画像からのごみの混合状態を把握することがあり,画素色の統計的ばらつきが利用されていたりする。しかし,ごみの混合状態を表す決定的な指標が無いことから,本研究では情報量理論で用いられる相対エントロピーの概念を用いてごみの「均一化」の指標を開発した。そしてピット画像に適用し,攪拌均一化指標としての有効性を確認した。(著者抄録)