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J-GLOBAL ID：202402267710266062   整理番号：24A1463600

天然記念物「城山」の過去20年の植生変化について

Regarding Vegetation Changes over the Past 20 Years at the Natural Monument “Shiroyama”, Located in Kagoshima City

著者 (5件)： 寺田仁志 (文化庁) ,  川西基博 (鹿児島大 教育) ,  立久井昭雄 (鹿児島植物同好会) ,  金本直子 (鹿児島県博物館) ,  今村文子
資料名： 鹿児島県立博物館研究報告(Web)  (Bulletin of the Kagoshima Prefectural Museum (Web))
号： 43  ページ： 1-13 (WEB ONLY)  発行年： 2024年03月31日 
JST資料番号： U2740A  ISSN： 0915-9010  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1931年に天然記念物に指定された鹿児島市「城山」は空襲,その後の火災や集中豪雨などにより自然が変化し続けており,2001年の植物調査に続いて,今回,植物群落調査を実施。
・2023年8月29日~12月23日に2001年に設置した5地点で,各群落相について植生の変化を調査。
・その結果,植生変化に与えている大きな要因は,1)カシノナガキクイムシによるブナ科植物への被害に伴う倒木による下層植物の変化,2)国内外来種であるカンチクの分布拡大。
・カンチクの拡大防止対策として一斉皆伐を実施するに当たって,効果的な刈取時期,刈取位置,回数を検討することが重要であることを提言。

シソーラス用語： 鹿児島県 ,  *生態遷移 ,  *植生 ,  植物群落 ,  キクイムシ科【昆虫類】 ,  ブナ科 ,  外来種 ,  *竹類 ,  生息分布 ,  伐木 ,  カシノナガキクイムシ ,  *下層植生 ,  皆伐 ,  鹿児島市 ,  植生調査 ,  倒木 ,  *植生遷移 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： Chimonobambusa marmorea ,  *カンチク ,  国内外来種 ,  *植生変化 ,  天然記念物 ,  分布拡大

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 天然記念物 ,  過去 ,  植生変化