抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気自動車(Electric Vehicle:EV)の課題として,充電待ち時間がガソリン自動車の給油待ち時間と比べて大変長いことが挙げられる.この課題の解決策の一つとして,商業施設などで搭乗者がサービスを受けている間にEVの充電を行う「ながら充電」という考え方がある.ながら充電により,搭乗者の充電のためだけに待つ時間(純粋な待ち時間)を減らすことができる.本報告では,不均一な施設分布における自動運転を利用したながら充電を考える.施設密度が異なる2つの領域が隣接している場合を考え,各領域の施設密度や充電可能施設数を変化させたシミュレーション結果を比較,評価し,施設分布が不均一である場合において充電の性能がどのような場合に変化するのか考察する.また,自動運転を使用するながら充電において,多くのEVが近くの充電可能施設で充電できるような制御手法を提案し,その手法を用いることで施設分布が不均一である場合についても充電の性能が向上することを示す.(著者抄録)