抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿で解説するのは,デジタルゲームの中の人工知能である。簡単に言えば,「ゲームの中で人間のような知性を持つキャラクターを作ろうとする」ことである。その知性を作るために,ディープラーニングや大規模言語モデル,生成AIも使用され,それらはとても重要な技術ではあるが,実現の一手段である。このことは人間の知性において学習や言語や創造の能力が,知性の一部に過ぎないのと同じことである。知性全体を作るには,「全体のアーキテクチャ」(構造)が必要で,アーキテクチャと中身(ディープラーニングや大規模言語モデル,生成AI)が伴って,一個の有機的な知性となる。それは人間の身体が骨格と内臓からなるのと同じことである。本稿は技術的内容について踏み込むには長さが足りない。そこで,デジタルゲームの人工知能の概形について,1970年代から現在まで50年分の旅を短くまとめていこう。「デジタルゲームの人工知能」は決して複雑な分野ではない。本稿でその大きな流れをつかんでいただければ幸いである。(著者抄録)