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J-GLOBAL ID:202402279739895530   整理番号:24A0308895

VO2系PCMを活用した超小型衛星用電源の熱制御および搭載を想定したPCMブロック組成の検討

APPROPRIATE VO2-BASED PCM BLOCK CONFIGURATIONS FOR THERMAL MANAGEMENT OF ELECTRICAL POWER SURCES IN MICRO/NANOSATELLITES
著者 (4件):
資料名:
巻: 44th  ページ: ROMBUNNO.B132  発行年: 2023年 
JST資料番号: X0031B  ISSN: 0911-1743  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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二酸化バナジウム(VO2)ベースの相変化材料(PCM)を利用したキューブサット電源用の新しい熱制御システムを研究している。この研究の焦点は,軌道上で市販の18650円筒形リチウムイオン電池(LiBs)を安定に動作させるために最適なVO2ベースのPCMを特定することである。3種類のタングステンドープVO2(VWO2)について,その熱物理特性とそれぞれのPCMブロックの温度保持特性を評価した。注目すべきことに,これらのPCMブロックのうち2つは,VWO2粉末のDSC結果と比較して,真空条件下での冷却/加熱中の相転移温度に大きな相違を示した。さらに,0°C以上で相転移したVWO2ベースのPCMブロックでも,加熱時に15°C以上の相転移温度の上昇が見られた。軌道上で運用されるキューブサットに搭載される電源の熱環境を考慮すると,本報告書で評価したVWO2のサンプルはいずれもバッテリーの温度制御に適していないことは明らかである。それにもかかわらず,本研究で得られた知見は,キューブサット電源の温度制御に適したPCM材料の明確な設計ガイドラインを提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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宇宙飛行体  ,  恒温・昇温装置一般 
引用文献 (4件):
  • T. Tanaka, Y. Kawamura, T. Tanaka, Development and operations of nano-satellite FITSAT-1 (NIWAKA), Acta Astronaut. 107 (2015) 112-129.
  • S.V. Martinez, E.M. Filho, L.O. Seman, E.A. Bezerra, V. de P. Nicolau, R.G. Ovejero, V.R.Q. Leithardt, An integrated thermal-electrical model for simulations of battery behavior in cubesats, Appl. Sci. 11 (2021) 1-25.
  • M.R. Yamagata, Y. Wakita, Y. Tsuruda, K. Miyata, Feasibility study of low-temperature operable electric power supply for CubeSats using passive thermal control with VO2-based solid-solid phase change material, Therm. Sci. Eng. Prog. 37 (2023) 101601.
  • 脇田悠利名, 鶴田佳宏, 宮田喜久子, 山縣雅紀, 日本機械学会年次大会論文集, 2022, J191-02; DOI: 10.1299/jsmemecj.2022.J191-02.

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