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J-GLOBAL ID：202402283019088797   整理番号：24A0414483

航空機から排出される二酸化炭素の直接イメージングの試み

Challenge in direct imaging of carbon dioxide emissions from aircraft

著者 (5件)： 井上智博 (九大) ,  檜垣尚志 (Photron) ,  藤井秀人 (Photron) ,  石川直人 (Photron) ,  上田恭史 (ANA)
資料名： 高速度イメージングとフォトニクスに関する総合シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (高速度イメージングとフォトニクスに関する総合シンポジウム論文集(CD-ROM))
巻： 2023  ページ： ROMBUNNO.1-1  発行年： 2023年 
JST資料番号： L3838B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・大気中の二酸化炭素(CO₂)濃度を低減することは,人類の最重要課題の一つ。
・国際民間航空機関は,2050年までに航空機が排出するCO₂をnet-zeroにするという高い目標を設定。
・航空業界におけるCO₂排出削減は喫緊の課題。
・こうした状況にあって,CO₂をモニタリングする技術もまた重要。
・現在主流の人工衛星や旅客機からのセンシングは,空間解像度の不足から,CO₂排出源のモニタリングは困難。
・本研究では,最新の中赤外線カメラを用いて,排出源であるジェットエンジンを含むCO₂排気を選択的かつ直接的に可視化することに成功したので報告。

シソーラス用語： 航空機 ,  *二酸化炭素 ,  減少 ,  監視 ,  検出 ,  *赤外線カメラ ,  ジェット機関 ,  *可視化 ,  画像処理 ,  *中赤外線カメラ ,  二酸化炭素排出量削減 ,  内燃機関
準シソーラス用語： イメージング ,  ジェットエンジン ,  センシング ,  モニタリング ,  二酸化炭素削減

分類 (2件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  分光分析  (CC03012W)

引用文献 (7件)：

• ICAO, “Long term global aspirational goal for international aviation”, 2022.
• ICAO, “Post-COVID-19 forecasts”, 2021.
• ICAO, “Aircraft engine emissions databank”, 2023.
• Nassar, R., Moeini, O., Mastrogiacomo, J.P., O’Dell, C.W., Nelson, R.R., Kiel, M., Chatterjee, A., Eldering, A., Crisp, D., “Tracking CO₂ emission reductions from space: A case study at Europe’s largest fossil fuel power plant”, Frontiers in Remote Sensing, 3, 2022.
• Umezawa, T., Matsueda, H., Oda, T., Higuchi, K., Sawa, Y., Machida, T., Niwa, Y., Maksyutov, S., “Statistical characterization of urban CO₂ emission signals observed by commercial airliner measurements”, Scientific Reports, 10, 2020.

タイトルに関連する用語 (4件)： 航空機 ,  二酸化炭素 ,  イメージング ,  試み